秋分の日は、毎年9月22日か23日に訪れます。2024年の秋分の日は9月22日になります。
この日は、昼と夜の長さがほぼ同じになる日で、天文学的には秋の始まりを告げる重要な日とされています。
秋分の日を含む前後の7日間(お彼岸)は、先祖の墓参りや供養を行う時期とされています。
私もお彼岸は、ご先祖さまのお墓参りに行ってきます。
秋は、農作物の収穫の時期でもあるため、自然の恵みに感謝する行事が行われることもあります。
そして、秋分の日は伝統的におはぎを食べますが、他にもたくさんの旬の食材や料理があります。
この記事では、秋分の日にぴったりの、おはぎ以外のおすすめ食べ物や秋分におすすめの献立を紹介します。
秋の味覚を存分に味わい、家族や友人と共に楽しんでください。
秋分の日に食べたい伝統的な食べ物は?
秋分の日は、日本の四季を感じる大切な行事のひとつですよね。
秋分の日を含む一週間は「お彼岸」と呼ばれ、先祖を敬い、墓参りをする習慣があります。
この時期には、お供え物として特別な食べ物が用意されます。
おはぎの由来とその意味
秋分の日に欠かせない「おはぎ」ですが、その由来をご存じですか?
おはぎは、秋に収穫されたもち米と小豆を使ったもので、収穫への感謝の気持ちを込めて食べるものです。
小豆の赤い色は、邪気を払うとされており、家族の健康や幸せを願ってお供えします。
また、もち米は力をつける食べ物とされ、これから寒くなる季節に備える意味もあります。
おはぎは、そんな日本の風習や思いが詰まった特別な食べ物なのです。
精進料理(しょうじんりょうり)
秋分の日には、先祖供養や自然への感謝を込めて、精進料理が振る舞われることがあります。
精進料理は肉や魚を使わず、野菜や豆類、海藻などを使った料理で、仏教の教えに基づいた健康的な食事です。
秋の旬の食材、例えば、かぼちゃやさつまいも、きのこ類などを取り入れて、自然の恵みを感じながら、心身を整える食事として秋分の日にぴったりになります。
秋分の日に楽しむ旬の食べ物とは?
秋分の日は、秋の収穫を祝う日でもあります。
そのため、おはぎ以外では、旬の食材を使った料理を楽しむのも良いですね。
新米
秋分を迎える頃、新米の季節がやってきます。
稲はたっぷりと陽光を浴び、秋の実りとして収穫されます。
一粒一粒に大地の恵みが詰まった新米は、ふっくらと炊き上がり、甘さとツヤが格別です。
秋分の日には、この新米と共に季節の味覚を楽しみながら、自然の恵みや収穫への感謝の気持ちを捧げたいですね。
最近は、米不足でしたが、やっと新米が流通してきました。農家の方々に感謝です。
栗ご飯
秋の味覚の代表、栗。
栗ご飯は、もち米と一緒に炊き込むことで、栗の自然な甘みを引き立てます。
ほんのり甘く、ほくほくとした栗ご飯は、秋のごちそうです。
シンプルな調理で、栗の風味を最大限に引き出せます。
松茸
秋の味覚の王様、松茸。土瓶蒸しや松茸ご飯は、日本の秋を感じさせる贅沢な料理です。
香りが豊かな松茸は、シンプルに焼いても美味しく、炊き込みご飯にすれば一層香りを楽しめます。
さつまいも
さつまいもは、秋の野菜として定番です。焼き芋やスイートポテト、さらには天ぷらにして楽しむことができます。
特に、焼き芋はシンプルながら甘みが凝縮されていて、秋分の日にぴったりのおやつになります。
かぼちゃ
栄養価が高く、ビタミンAが豊富なかぼちゃも秋の食材として欠かせません。
かぼちゃの煮物やスープ、さらにはデザートとしてかぼちゃプリンもおすすめです。
シンプルな煮物でその甘みを堪能し、秋らしい味覚を楽しみましょう。
ぶどうと梨
みずみずしい梨や甘みの強いぶどうも、秋分の日に楽しみたい果物です。
梨はそのまま食べるのが一般的ですが、コンポートやジャムにしても美味しくいただけます。
ぶどうは巨峰やシャインマスカットなど、品種によって異なる味わいが楽しめます。
秋分の日に楽しむ旬の魚介料理
この時期にぴったりな旬な魚介類の紹介です。
秋刀魚(さんま)
秋といえば秋刀魚。脂がのった秋刀魚はこの時期が最も美味しいです。
シンプルな塩焼きが定番ですが、蒲焼や刺身でも楽しめます。
特に新鮮なものを手に入れたら、刺身やたたきもおすすめです。
秋刀魚を楽しむなら、大根おろしとスダチなどを添えてさっぱりといただきましょう。
鰹(かつお)
「戻り鰹」として、秋には脂がのって美味しくなる鰹。
この時期の鰹は、表面を軽く炙ったたたきが絶品です。
薬味をたっぷりと添え、ポン酢や醤油でさっぱりといただきましょう。
刺身でも美味しくいただけます。
秋分の日のおすすめ献立
秋分の日のおすすめの献立は、秋の豊かな旬の食材を取り入れることで、自然への感謝と季節の彩りを感じることができます。
和食と洋食の献立の紹介です。
和食献立
- 前菜:松茸の土瓶蒸し
- 副菜:かぼちゃの煮物、秋野菜の天ぷら
- ご飯:栗ご飯
- 汁物:きのこの味噌汁
- デザート:おはぎ
洋食献立
- 前菜:パンプキンスープ
- 主菜:鰹のカルパッチョ
- 副菜:さつまいものグラタン、秋野菜のロースト
- パン:栗を使ったパン
- デザート:ぶどうのタルト
和風の献立(リーズナブルバージョン)
秋分の日を彩る献立、豪華な食材を使うのも素敵ですが、もっと手軽でリーズナブルな食材でも十分に季節を感じる美味しい料理が作れます。
松茸は高級食材なので、ここしばらく味わう機会がありません^^;
秋の味覚を楽しみながら、お財布にも優しい食材でアレンジした和風・洋風の献立をご紹介します。
前菜:きのこのおひたし
松茸の代わりに、えのきやしめじ、椎茸など手頃なきのこを使っておひたしに。
醤油と出汁(だし)でさっぱりといただきます。
主菜:鯖(サバ)の塩焼き
秋刀魚の代わりに、鯖の塩焼きはいかがでしょうか?
脂がのった鯖は、焼くだけでも十分美味しく、手軽に秋の味覚を楽しめます。
副菜1:かぼちゃの煮物
かぼちゃはリーズナブルな秋の定番野菜。
甘く煮付けて副菜にすれば、ほっこりとした味わいを楽しめます。
副菜2:じゃがいもの天ぷら
さつまいもの代わりにじゃがいもを薄切りにして天ぷらに。
サクサクとした食感が楽しめますし、じゃがいもはどこでも手に入りやすい食材です。
ご飯:秋なすの混ぜご飯
栗ご飯の代わりに、焼いて少し醤油をかけ、味付けをした茄子を細かく刻みます。
そして醤油で混ぜ込みます。
秋の風味が詰まった一品になりますよ。
汁物:豆腐とわかめの味噌汁
きのこの味噌汁の代わりに、リーズナブルな豆腐とわかめを使った味噌汁に。
優しい味わいがご飯によく合います。
デザート:柿
梨のコンポートの代わりに、手頃な秋の果物「柿」をそのまま切ってデザートに。
自然の甘さが楽しめます。
洋風の献立(リーズナブルバージョン)
前菜:にんじんのポタージュ
パンプキンスープの代わりに、手頃なにんじんを使ったポタージュスープ。
にんじんの自然な甘さとバターの風味が引き立ちます。
主菜:鶏むね肉のカルパッチョ風
鰹のカルパッチョの代わりに、安価な鶏むね肉を使ったカルパッチョ風の一品。
茹でた鶏むね肉をスライスし、オリーブオイルとレモンでさっぱりと仕上げます。
副菜1:じゃがいものグラタン
さつまいものグラタンの代わりに、じゃがいもを使ったグラタン。
手頃なじゃがいもはクリーミーなグラタンにぴったりです。
副菜2:キャベツのロースト
秋野菜のローストの代わりに、キャベツを使ったロースト。
オリーブオイルと塩を振ってオーブンで焼くだけで、甘みが引き出されます。
パン:フランスパン
栗を使ったパンの代わりに、リーズナブルなフランスパンを添えて、カリッとした食感を楽しみましょう。
デザート:りんごのコンポート
ぶどうのタルトの代わりに、りんごをシロップで煮たコンポートをデザートに。
手頃なりんごでもしっかりと甘みを引き出せるので、季節感のあるデザートに仕上がります。
秋分の日に楽しむ献立は、豪華な食材を使わなくても、工夫次第で秋の味覚を十分に堪能できます。
家族や友人と一緒に、秋の豊かな食卓を囲むひとときを過ごしましょう!
秋分の日の食事を楽しむポイント
地元の食材を使う
地元で採れた旬の食材を使うと、より季節を感じることができます。
地元の道の駅、農産物直売所や市場で、旬の食材を探してみてください。
家族と一緒に料理を楽しむ
秋分の日は、家族や友人と料理を楽しむ良い機会です。
一緒に料理を作ることで、家族の絆も深まります。ご先祖様の思い出話をするのも良いでしょう。
旬の食材を使った料理をみんなでワイワイ作りながら楽しめるでしょう。
自然を感じる
秋の自然を感じながら、ピクニックやバーベキューを楽しむのも素敵です。
外で食べる料理は、さらに美味しく感じられます。
秋風に吹かれながら、美味しい料理を楽しんでください。
新しいレシピに挑戦
毎年同じ料理ではなく、旬の食材を使って新しいレシピに挑戦してみてください。
新しい味わいや料理の楽しさを発見できるかもしれません。
秋分の日【2024】に食べたい!おはぎ以外のおすすめ食べ物【まとめ】
秋分の日は、日本の豊かな秋の味覚を楽しむ絶好の時期になります。
また先祖の墓参りや供養を行う時期とされていて、先祖を敬う日でもあります。
秋分の日は、自然の恵みに感謝し、家族や友人とともに過ごす特別な日です。
おはぎ以外にも、たくさんの旬の食材や料理があります。
この記事で紹介した秋刀魚や栗、さつまいも、松茸などを使った料理を楽しみながら、秋分の日を彩ってみませんか?
秋を感じさせる伝統的な料理や、旬の果物を使ったデザート、そして健康を意識したヘルシー料理など、さまざまな食べ物を取り入れることで、家族や友人と一緒に特別なひとときを過ごせますよ。
秋の風情を感じながら、心も体も満たされる食事を楽しんでいただければ幸いです。
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