2025年5月13日、午前1時56分。
この時間、蠍座の満月が空に満ちます。
単なる「月が丸く見える夜」ではなく、この瞬間にこそ、心の奥底から「変わりたい」と願う人に大きな節目が訪れます。
ここでは、具体的な“願いの技術”に焦点を当てるのではなく、その前提となる「意識の使い方」や「当日の過ごし方」に注目していきます。
願いを叶える力とは、自分の感情と意図をどのように扱うかにかかっていると言われています。
今回は、蠍座満月のタロットカードのメッセージや蠍座満月の日の意識の使い方やその日に心掛けるべき過ごし方を探っていきます。
キーワードは「脱皮と再生」

蠍座は“死と再生”を象徴するサイン。
古い価値観を脱ぎ捨て、新しい自分に生まれ変わる。
この過程には痛みや怖さが伴いますが、それでも前へ進むための強さが、この満月には流れています。
つまり、「本音から逃げずに、何を手放し、何を迎え入れるか」が問われるタイミングなんです。
ただ願いを書くのではなく、「本当は何を望んでいるのか?」という問いに、真剣に向き合ってみてください。
答えは、意外とシンプルだけど勇気のいるものかもしれません。
願う前に手放すこと
願いを叶えるためには、まずスペースが必要です。
コップに水が溢れていたら、新しい水は入らないのと同じで、今の自分の内側が不要な感情や思考でいっぱいだと、願いは入り込めません。
5月13日の満月を前にして、やっておきたいのは「感情の整理」です。
怒り、罪悪感、不安、執着、自己否定。
これらを一つひとつ見つめ、「もういらない」と認めて、呼吸とともに吐き出していく。
“手放す”という行為は、「自分を許す」こととセットです。
自分を責め続けている状態では、新しい未来を迎える余地が生まれないんですよね。
満月当日のおすすめルーティン
願いの内容に入る前に、蠍座満月の力を引き出すための1日の過ごし方を整えておきましょう。
① 身体の浄化
ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる、ハーブティーで内臓を温める、断食や軽い食事制限も効果的です。
② 情報のデトックス
スマホやSNSから距離を置き、なるべく静かな時間をつくる。
外からの刺激を減らすことで、自分の本音が浮かび上がりやすくなります。
③ 感情日記を書く
願いを書く前に、今日感じたことや、もやもやをそのまま書き出す。
感情のクリーニングは、最高の準備になります。
④ 満月の時間に目を閉じる
1時56分前後に、月を見ながら(見えなくてもOK)、3分間だけ目を閉じて「今この瞬間を受け取る」と意図しましょう。
満月の時間は、外に出なくてもエネルギーは感じ取れるものです。
この静かな時間が、内側のスイッチを入れてくれます。
願いは“意図と周波数”で送る
最後に、願いを書くときのポイントです。
ポイントは「書く内容」より、「どんな状態で書いているか」。
緊張したり、焦っていたり、「叶わなかったらどうしよう」と不安な状態で書いた願いは、エネルギーが濁って届きにくくなります。
逆に、落ち着いた呼吸と安心感の中で書いた言葉は、それ自体が【整った周波数】を持つため、願いが届きやすくなるんです。
だから、「どう願うか」ではなく、「どんな気持ちで願うか」に全意識を向けてください。
静かに、淡々と、確信を持って。
5月13日午前1時56分、この時間を「自分とつながる儀式」として、大切に過ごしてみてくださいね。
願いを叶える力を高めるためにできること

蠍座満月のエネルギーを受け取るだけでなく、「願いを現実に変える力」を自分の中に育てていくことも大切です。
ここでは、日常の中でも意識できる「願いを叶える体質」を整えるためのヒントを4つ紹介します。
月光浴を取り入れる
満月の前後は、月の光に意識的に触れる時間をとりましょう。
窓から差し込む月明かりでも十分。
目を閉じて、月の光を体の中心に取り込むようなイメージで、数分だけ静かに座ってみてください。
月光は感情を静め、直感を研ぎ澄ます作用があると言われています。
特に蠍座満月は「見えないもの」とのつながりが強まるとき。
月光浴を通して、自分の内側の声を聴きやすくなりますよ。
筆者もよく、考えがまとまらないときは月光浴してます。思考がスッと静まる感覚、クセになります。
アロマや香りを活用
香りは、意識や感情に直接作用するツールのひとつ。
蠍座に対応する精油は「パチュリ」「ローズ」「ミルラ」「サンダルウッド」など、深さや神秘性を感じさせる香りが多いです。
満月の夜に、その香りをディフューザーで焚いたり、ハンカチに数滴垂らして吸い込むだけでも、意識の深い部分とつながりやすくなります。
「思考じゃなく感覚で願いを受け取りたい」
そんなときに、香りはとても有効な手助けになります。
香りって、目に見えないけどダイレクトに心に響きますよね。だからこそ、満月の夜にぴったりです。
潜在意識を整える
願いは、「潜在意識」と連動して初めて現実になります。
表面的に「叶えたい」と思っていても、深い部分で「自分には無理」と信じていたら、その通りの現実が続きます。
だからこそ、日頃から「言葉」と「感情」に気を配ることが大切。
「私は大切にされる価値がある」「私はすでに豊かさとつながっている」といった言葉を日常的に自分にかけてあげましょう。
ポジティブな言葉を繰り返すことで、潜在意識の“前提”が書き換わっていきます。
正直、最初は信じきれなくてもOK。
繰り返すうちに、心の奥で少しずつ響いてくるようになりますよ。
蠍座の力を信じる
最後に、何より大切なのは「信じる力」です。
願いを叶えるために、あれこれテクニックを使うことは悪くありませんが、根底にあるのは「信じて委ねる(ゆだねる)」姿勢。
特に蠍座は、“目に見えないもの”とのつながりを大切にする星座。
「目に見えない何かを信じる」という行為そのものが、願いを現実化させる鍵になります。
信じることは、依存することではありません。
「私はこう在りたい」と決めて、その未来を自分に許すことなんです。
自分自身の可能性と、宇宙のサポート。
両方を信頼して、5月13日の満月を迎えてくださいね。
蠍座満月のタロットカードのメッセージ
この蠍座満月のタロットカードリーディングでは、「愚者」と「塔」という強力なカードが出ました。
それぞれが示すメッセージは、まさに今の自分自身にとって大切なメッセージとなります。
蠍座の満月に現れたタロットカード「愚者」と「塔」のメッセージは、この時期に起こる変化と成長に関する大切な方向性を示しています。
0「愚者」:新しい一歩を踏み出す勇気

「愚者」のカードは、未知の世界に飛び込む勇気や新しい冒険を象徴します。
これは、過去に縛られず、自由な気持ちで新しいスタートを切ることを意味しています。
満月のエネルギーが強い今、あなたの中に眠っていた「変わりたい」という気持ちが目を覚まし、心が新しい挑戦を求めているかもしれません。
「愚者」のカードは、恐れを手放し、直感を信じて自分の進むべき道を選ぶ時だというメッセージを送っています。
16「塔」:古いものを壊して新しいものを作る

「塔」のカードは、壊れること、変化が必要であることを示します。
何かが崩れることで、新しいものが生まれる瞬間です。
これは、一見すると痛みを伴う出来事のように思えるかもしれませんが、実際には、古い考えや執着、無意識に築いていた壁が壊れることで、自由に生きるための新しい基盤が作られるのです。
満月の時、過去の自分や古い価値観を手放すことで、真実に気づき、新しい視点を得ることができるでしょう。
2枚のカードのまとめ
「愚者」と「塔」が出ることで、この満月は「変わるためには何かを壊す必要がある」というメッセージを伝えています。
今こそ、過去のしがらみや恐れを乗り越え、新しい一歩を踏み出す時です。壊れることが怖くても、それは新しい始まりの兆しです。
あなたが変わりたいという気持ちを大切にし、恐れずに進んでいくことで、人生に大きな変化をもたらすことができるでしょう。
この満月は、自己改革と新しいスタートに向けた強力なエネルギーをもたらしているので、今こそ変化を受け入れ、自分をより良い方向へ導くチャンスです。
何か参考になりましたら幸いです。
まとめ

2025年5月13日午前1時56分に迎える蠍座満月のエネルギーは、変化と浄化の力を与えてくれる貴重な時期です。
この満月を最大限に活用するためには、自己と向き合い、不要なものを手放し、新たな一歩を踏み出す勇気が必要になります。
心の奥底にある本音を見つめ、潜在意識とつながることで、願いが現実へと近づきます。
満月の力を信じ、自分の成長を大切にしながら、人生の変革のエネルギーを楽しんでください。
どうか、この満月が豊かな変化と素晴らしい成果をもたらすものとなりますように。

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