大阪市西区に位置する「サムハラ神社」は、都会のビジネス街の中心にある小さな神社です。
珍しいカタカナの「サムハラ」とは、サンスクリット語や古代朝鮮語など、複数の言語が語源ともいわれており、珍しい指輪のお守り【御神環】(ごしんかん)が、全国的によく知られています。
このお守りは、身につけることで強力な厄除けの力があるとされ、その効力がSNSなどで拡散され有名になり入手困難となりました。
残念ながら、ネット上での転売行為などが横行し、神社側は御授与を中止する事態となりました。
そして、長らく御授与が中止されていた【御神環】が、2024年1月23日より予約再開された情報を得たのでご紹介します。
サムハラ神社の由緒
実は、サムハラ神社の「サムハラ」の字には写真の通り、漢字表記がありますが、実際は漢字ではなく「神字」といわれる神聖な文字です。
古来から「サムハラ」の四文字の神字を記したお守りには特別な力が宿り、身を守る力があるといわれ戦時中も弾除けのお守りとして使われました。
現在もその強力な厄除けや災難避けを求めて、多くの参拝者がサムハラ神社を訪れます。
サムハラ神社の御祭神は、古事記にも登場する日本最古の神様でもある「造化三神」をお祀りしています。
- 天之御中主大神(アメノミナカヌシノオオカミ)
- 高皇産霊大神(タカミムスビノオオカミ)
- 神皇産霊大神(カミムスビオオノカミ)の御三神です。
ご利益は
- 厄除け
- 災難除け
- 無傷安全
- 無病息災
- 延命長寿などです。
サムハラ神社は岡山県津山市出身の実業家・田中冨三郎氏が岡山県津山市に創建し、1950年には大阪にもサムハラ神社が創建されました。
今回、大阪のサムハラ神社に行ってみた感想は、都会の小さな神社でしたが、ピリッと引き締まった静かなエネルギーを感じました。
岡山 サムハラ神社【奥の宮】
大阪のサムハラ神社のルーツでもある、岡山県津山市にある「サムハラ神社」の奥の宮は【神様に呼ばれたしかたどりつけない】といわれていて、神秘的な雰囲気で知られています。
※追記:2024年5月4日に岡山県津山市の「サムハラ奥の宮」に実際に参拝してきました。
大阪のサムハラ神社と同じくとても神秘的な神社です。御朱印もいただいてきました。
サムハラ神社【奥の宮】のアクセス情報です。
山奥にあり、車が無いと不便な場所にあります。
項目 | サムハラ神社【奥宮】詳細 |
---|---|
所在地 | 〒709-3931 岡山県津山市加茂町中原899 |
車でのアクセス | 中国自動車道津山ICから約35分 |
電車でのアクセス | JR「美作加茂駅」で下車後、徒歩約40分 |
駐車場 | あり |
ホームページ | 公式ホームページ |
【地図】
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【日本最大級の旅行サイト】楽天トラベルサムハラ神社の御神環の予約が再開されました
サムハラ神社で有名なのは、御神環という厄除けの指輪型のお守りです。
銀製で指輪の裏側に「サムハラ」の文字が刻印されています。
しかし、高額転売や参拝客の無断駐車などのトラブルが続き、長らく御授与を中止していました。
ようやく2024年の1月23日より御神環の予約が再開されました。
御神環の予約再開の詳細
私も実際にサムハラ神社に参拝して、宮司様から御神環の予約再開の詳細を伺いました。
2024年2月中旬現在「申し込みから、御神環の授与まで一年以上かかる」という回答でした。
※2024年9月現在、御神環は授与まで「約3年弱かかる」とサムハラ神社のホームページで更新があります。
今年からは、仕事などで指輪をつけることができない人のためにチェーンなどに通し、ネックレスとして身につけることができるペンダント型の銀環守(ぎんかん)と銀小札守(ぎんこざね)も御神環と同じ素材で、新しく授与されることとなりました。
神社の公式ホームページに詳しい最新情報が更新されました。
(詳しくはサムハラ神社まで直接、お問い合わせください)
また金属アレルギーや、お仕事柄で指に着けることが出来ずに已む無くペンダント状にお持ちの方もおられましたが、この度はペンダント形御守として「銀環守(ぎんかん)」「銀小札守(ぎんこざね)」も同材料にて奉製致しました。社務所にてお授けいたします。お問い合わせください。
引用:サムハラ神社ホームページより
銀環守と銀小札の画像は、サムハラ神社公式ホームページよりご覧ください。
宮司様に御神環(指環守り)の予約状況を伺いました。
今回、私が宮司様に直接、伺ったことを下記にまとめました。
2024年2月末に宮司様より直接伺った情報です。
(※すでに情報が古くなっている場合があります。最新情報は、公式ホームページからお問い合わせください。)
御神環は、申込みより授与迄まで約1年以上掛かります。- 2024年10月現在、御神環は授与まで約3年弱かかります。
- 奉製の申込み受付けは、土日祝以外の平日9時〜15時半までです
- 神社の多忙期の12月30日~1月6日、2月1日~5日、 4月21日~24日、10月21日~24日は申し込み受付はしてません
- 指輪は銀製
- お一人様につき一体の授与です(御神環お守りは「一体」といいます)
- 御神環の価格は、初穂料 一万円以上
- 御神環の郵送希望の方は別途送料(550円)が必要
- ペンダント形の「銀環守」「銀小札守」の授与が開始
- ペンダント形の銀環守と銀小札守は、初穂料 五千円以上
以前の御神環の価格は、三千円でしたが、今年から一万円になりました。
転売はやめましょう。
なお、転売品のお守りは効果が無いそうです。
予約申し込み方法
社務所にて受付しています。(土日祝以外の平日9時〜15時半までの受けつけです)
社務所にて申し込み用紙に「住所・氏名・生まれ年・指輪の号数・連絡先」を記入し、御初穂料(一万円以上)と共に提出します。
社務所に指のサイズを測る「リングゲージ」が置いているので指輪のサイズを測ってから、申し込むのが安心です。
(郵送でも予約の申し込みを受け付けているそうですが、詳しくはサムハラ神社のホームページなどで、直接お問い合わせください)
今回は別のお守りを購入
私は今回は「銭形肌守」を購入しました。(初穂料 千円)
直径約1.7cmほどの赤いお札と銭形が入った金属製のお守りです。
ご利益は、無病無傷や延命長寿、厄除けなどです。
御神環と同じく、身を守る強い効果があるといわれています。
私はいつも財布に入れて持ち歩いています。
御神環は、予約してから3年以上待たないと授与されないため、いつ参拝に行っても授与していただける「銭形肌守」の購入もオススメです。
御朱印もいただきました
「サムハラ」の神字自体が身を守ってくださるそうなので、御朱印もいただいて帰りました。
(初穂料は、三百円です)
神字体のサムハラ神社と書かれた御朱印でした。
家も守っていただくためにも神棚に御朱印帳ごと祀っています。
※全国のおすすめ寺社仏閣の御朱印が掲載されている本です。
サムハラ神社へのアクセス
サムハラ神社までのアクセスです。
地下鉄・中央線と地下鉄・長堀鶴見緑地線で神社まで行けますが、地下鉄・中央線で阿波座駅で降りる方が神社には近いです。
- 1地下鉄 中央線 阿波座駅を2番出口から地上に出て、横断歩道を直進します。
- 2トヨタトヨペット(車販売店)が見えてきたら右折します。
- 3しばらく直進すると左方向に「サムハラ神社」という大きな看板が見えてきます。
さらに直進します。 - 4大阪府機動警ら隊の建物が見えてきます。建物の真横が、サムハラ神社です。
- 5阿波座駅からは、徒歩約6分ほどで神社に到着します。
サムハラ神社のアクセスや連絡先の情報です。
項目 | 詳細 |
---|---|
所在地 | 〒550-0012 大阪市西区立売堀2丁目5-26 |
電話番号 | 06-6538-2251 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
電車アクセス | 地下鉄 中央線「阿波座」駅下車、2番出口より徒歩約6分 |
地下鉄 長堀鶴見緑地線「西大橋」駅下車、1番出口より徒歩約8分 | |
ホームページ | 公式ホームページ |
【地図】
サムハラ神社の指輪の予約が2024年に再開しました(まとめ)
大阪市西区にあるサムハラ神社は、指輪のお守り(御神環)がよく知られています。
そして、長らく中止されていた御神環の授与が2024年1月末より再開されました。
今回は、以前の御授与と申し込み方法や価格が変わりました。
【まとめです】
御神環の授与まで一年以上かかります。- 2024年10月現在、御神環の授与まで約3年弱かかります。
- 指輪の申込み受付けは、土日祝以外の平日9時〜15時半まで
- 12月30日~1月6日、2月1日~5日、 4月21日~24日、10月21日~24日は申し込み受付はしていません。
- お一人様につき一体
- 価格:初穂料一万円以上
- ペンダント形の「銀環守」「銀小札守」の授与が開始
- 「銀環守」「銀小札守」の価格は、初穂料 五千円以上です。
(詳しい詳細は、サムハラ神社の公式ホームページかお電話でお問い合わせください。)
今まで御神環とご縁がなかった方もこの機会にサムハラ神社に参拝し、御神環のご予約をしてみてはいかかでしょうか?
※大阪のお隣の「京都・神社仏閣巡り」の記事です♪良かったらお読みください。
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